自らチャンスを創り、自ら成長し続ける 一人ひとりが、常にお客様の喜びと、 感動を生み続けながら、誰もが幸せになれる会社を目指す。

私たちのサービスはこのような理念に基づき生まれています。

-会社の今までの歩みを教えてください。

この会社は通信システムのユーザーである通信キャリアに、よりユーザーフレンドリーに使ってもらうために1990年に設立されました。

今では当たり前となったインターネット(パケット交換)では無く、当時は回線交換という方式で世界中の通話が成立していた時期で、我々は“交換機“という、今で言うルーターのような装置を世界中の通信キャリアに納入していました。

つまり、当時は「我が社に入社する=海外に行って働く」でした。

英語が話せるとか、話せないとか、行きたいとか行きたくないとか関係なくです。

当時は我々にとって世界中が職場でした。当時、誰かと連絡するには固定電話かFAXしかなく、今考えれば本人とタイムリーに連絡をとることに非常に苦労していたんだと思います。今は携帯電話で本人に直接連絡を取れますが。

私自身も海外出張が多く、世界中に飛んでいる社員たちとの連絡は固定電話かFAXでしたので、急な用事なのに思い通りに連絡ができずにイライラしていたことを思い出します。

94年頃にインターネットが日本で使われ始めた頃は、新たな方式での通信に可能性を感じていたものの、現在のこのような世界は想像できませんでした。

しかし世の中はインターネットが使われる場が次から次に登場し、我々の業界も回線交換からインターネットへの変貌を遂げていきました。

取締役社長 小林 常治

- これからの業界動向と、ADOCの展開は?

もうあまり聞かなくなった固定網も、次世代の通信網と言ってもいい“IOWN(アイオン)“のように、なにから何まで光通信にしてしまおうとの取り組みで新たな価値を作り出すチャレンジや、移動体通信では現在各通信キャリアが現在構築しているキャリア5Gや、それが終わっていない最中に2030年にはキャリア6Gをスタートさせようと計画。また、山や海などの移動体基地局の設置ができない場所をもカバーできる空間である宇宙にその機能を持たせようとし、更に通信キャリアではない一般企業が5Gの設備を準備し社内・構内で5Gのサービスができるようにし、車の自動運転も実はキャリア5G網を使って実現しようとしている等々、世の中を便利にするために次から次に新しい発想で世の中を進化させているのが我々の業界です。

その中で我々は、それらのシステムの中心に位置するソフトウェアを効率よくデバッグする探索的Testの仕組みを世界の中でも唯一所有することで通信の世界で培ってきた技術を業界を超えた貢献ができるようになりました。さらに我々はローカル5Gやデジタルディバイドと言われるような地域にBWA(Broadband Wireless Access)を供給するベンダーとして新たな展開を図ってまいります。

-学生の皆さんに伝えたいことは?

​学生の皆さんに伝えたいことは?
これから更に変貌を遂げていく我々の業界、同じ思考を持った同じような人間が集まってもで成立しません。

世界を豊かに変えていくのは自分だと思う一人ひとりが個性を伸びのびと開花させ、夢を語り、実現していく実行力。そんな集合体が我がアドックインターナショナルです。

外から見るとジャングルを眺めているように感じるかもしれません。そんな会社です。