顧客視点に立つビジョン「BE THE USERSHIP COMPANY. 」の下で実現
Beyond5Gを見据えてクルマ・自治体など新領域にサービス提供を拡大
~ アドックインターナショナル第34期社員総会にて今期の事業戦略を発表 ~
通信インフラ構築などのICTエンジニアリング事業を展開する株式会社アドックインターナショナル(本社:東京都立川市、代表取締役:小林 常治/以下ADOC)は、2023年9月15日(金)に全役員と全従業員で社員総会を開催し、第34期の事業戦略を発表しました。
当社では、新しい期を迎える毎年9月に社員総会を開催し、昨期の振り返りと今後の展望について全社で共有しています。第34期を迎えた今回はオンライン参加を含め100人以上の社員が参加しました。昨期の業績などを振り返り、顧客別の業績を分析した上で、会社を取り巻く外部環境の変化を再認識。外部環境に左右されない新たなビジネスモデルの早期創出の必要性についても共通課題を持ちました。
当社の創業のきっかけは、代表である小林が企業人時代に担当していたプロジェクトで、メーカーが顧客であるユーザーを置き去りにして自社の利益を追求する姿勢を目の当たりにしたこと。お客様視点でサービスを提供したいという自身の気持ちを裏切らないため、34年前に独立しました。第33期からは初心に戻るべく、「BE THE USERSHIP COMPANY」をビジョンに掲げ、当社創業時からの理念「自らチャンスを創り、自ら成長し続ける一人ひとりが常にお客様の喜びと感動を生み続けながら、誰もが幸せになる会社を目指す」に向かって気持ちを新たにしています。第34期の今期は「エンタープライズ領域への伸長とプロダクトの新たな価値を作り出し、自治体・車・通信領域にチャレンジすること」と方針を定め、社員総会で結束を高めました。
〈第34期 全社戦略〉
▼エンタープライズ領域への伸長(DX推進部署の新設により基幹事業が3つに)
当社は創業以来、通信業界にエンジニアリングサービスを提供しています。ICTが進化した現在では、通信技術は通信業界にとどまらず、様々な事業領域へと発展。この状況を受け、今期から通信事業者以外の企業を対象としたDXを推進する専門部署「DX Division」を新設し、当社の基幹事業の一つに位置付け、通信業界で培ったエンジニアリング力をエンタープライズの事業領域へ広げることで、今まで以上にその影響力を伸ばしていきます。
<今後の3つの基幹事業>
①通信事業へのサービス提供事業
②ソフトウェア(アプリケーション)開発の効率化自動化に伴う事業
③エンタープライズ業界や自治体を領域としたDX推進事業となります。
▼プロダクトの新たな価値を創造
当社が手掛ける「テスト自動化ツール」は完成したプログラムを効率的かつ自動的にテストするツールですが、このツールが持つ特徴を更に有効的に活かす提案を進めます。効率化された事により生まれた時間的なリソースを有効活用する提案、自動化ツールを導入する事を前提としたテスト環境の整備や人材の育成など、プロダクトが持つ「機能」を活かし、テストだけでなく業務全体の効率化や高品質化を提供します。
▼クルマ・通信・自治体領域へのチャレンジ
2025年は現在の5Gが新たなステージ(Beyond5G)に突入すると予測されています。通信技術の進化により、車両においては今まで以上にIT化が加速。また、交通システムにも様々な新技術が導入されると言われています。自治体では、人口減少などに伴い、サービスの低下が懸念されており、DXなどによる業務変革が強く求められています。当社はこの様な環境変化をいち早く捉え、今までサービス領域としていなかった分野に対して積極的に提案を進めます。
<新分野>
- クルマ領域:車載ソフトウェア(IVI/クルマの操作パネル)の機能の必要性の高まりを受けて事業領域が拡大し
たのに伴い、設計構築やテスト検証を行います。
- 通信領域:現在、既存の5Gシステムが終了に向かい、利活用方法が異なるローカル5Gの提供や次世代5G
の準備が始まっている状況です。5Gサービスが通信事業者だけが行うサービスであった今までと異なり、ローカル5Gは通信事業者ではなく自治体や企業が導入するサービス。通信事業者とは異なる顧客アプローチやサービス提供が求められ、今までとは全く異なる分野への進出と捉えています。
- 自治体・エンタープライズ領域:今まで自治体との事業をサービス領域として捉えていなかったため、今後Sier
(大手システム開発会社)からの委託業務での実績を基に、自治体向けサービスを展開します。
〈第34期 部門戦略〉
■ソリューションDivision
テスト自動化を中心とした品質保証、運用性と柔軟性に優れた開発環境の製品およびサービス提供を核としたシステム開発ライフサイクルの中で、マルチスキルのある人材を育成し、ニーズ変化に対応した事業ポートフォリオに組み替えやすい体制を作ります。
■エンジニアリングDivision
Beyond5Gを見据えた技術力の蓄積と既存のお客様へのサービス充実を図ります。また、本年9月に発表した中堅・中小企業向けのマネージドソリューションサービス「Proteus(プロテウス)」を通して、エンタープライズ領域へ事業を拡大していきます。
■DX Division
自治体・民間企業向けにDXの企画から設計・導入・運用までを推進して行く部署として新たに創設。既存のソリューションDiv、エンジニアリングDivに加えてDXサービスで新たな事業として推進して行きます。
■株式会社アドックインターナショナルについて
株式会社アドックインターナショナルは創立から30年を迎え、主に大手携帯キャリアの5G領域を含む通信インフラ構築・技術支援などのICTエンジニアリング事業を国内外に展開しています。またクラウド環境の統合管理やビックデータ、RPAに関するソリューションに加え、近年はアジャイル、DevOpsといった新たな開発環境におけるソフトウェア品質検証にも注力。AIによるテスト自動化ツールとして国内外で評価が高まる「Eggplant」の国内代理店として、自動化の設計から実行、運用まで一貫してカバーする、高度なテスティングサービスを提供しています。
社名:株式会社アドックインターナショナル
代表者:代表取締役社長 小林常治
所在地:東京都立川市曙町2丁目36-2 ファーレ立川センタースクエアビル 6F
設立:1990年9月1日
資本金:1億7,420万円(2022年9月1日現在)
従業員数:153名(2022年9月1日現在)
事業内容:情報システムの設計・構築・運用・保守
通信運用システムの開発・販売・アウトソーシング
テスティングサービス
テスティングに関わるプロダクトの販売/構築/運用保守
テスト自動化、業務自動化(Robotic Process Automation)サービス
上記に伴う技術教育サービス
株式会社アドックインターナショナル 広報事務局
担当:蛭川(090-2729-0859) / 今里(070-1639-9783)
Email: pr@netamoto.co.jp
TEL:03-5411-0066 FAX:03-3401-7788