“未来を創るエンジニア”のための2024年度若手社員早期育成プログラム
「JEDIプログラム」の中間レビュー実施
個人とチームの課題を知り成長につなぐ
通信インフラ構築などのICTエンジニアリング事業を展開する株式会社アドックインターナショナル(本社:東京都立川市、代表取締役:小林 常治/以下ADOC)は、2024年度の若手社員早期育成プログラム「JEDIプログラム」において、入社2年目までの若手エンジニア計10名の参加者を対象としたWEB上での中間レビューを2024年11月から12月にかけて実施しました。本プログラムは2024年5月から準備を進めており、2025年5月に活動報告会を予定しています。
当社では、IT人材不足が叫ばれる中、未経験の方も積極的に採用し、社会に貢献できるエンジニアの育成を強化しています。そのため、社員の早期育成が不可欠で、社員教育の一環として2018年に「JEDIプログラム」を開始しました(コロナ禍の2021年~2022年は休止)。「これからの世の中に求められるエンジニア」として当社が定義している、「基礎的な知識を有し、課題に対するアイデアと未知の物事へ能動的に取り組めるマインド・手法を持つエンジニア」としての成長、また、本プログラムを通じて社員間の連携をより強化し、組織力をさらに向上させることを狙いとしています。「JEDI」は、「Jumpstart」「Enhancement」「Development」「Innovation」の略で、早期に新たな技術やスキルを習得してエンジニアとしての能力を高めてほしい、創造性と革新力を養い新しいアイデアやソリューションを生み出す能力を育ててほしいという当社の想いを込めたものです。
今年は、2年目エンジニア3名、1年目エンジニア7名の計10名が参加。2年目エンジニアをチームリーダーとして、エキスパートエンジニアがサポーターにつき、2チームに分かれて実施。会社から提示された3テーマの中から関心の高いテーマを選んで必要なツールやシステムのアイデアについて検討、開発を行っています。
11~12月には進捗を全社に報告する中間レビューを実施。2025年3月の成果報告に向けて、役員やエキスパート社員からフィードバックをもらい、プロジェクトの完成に向けて進めていきます。
チーム | A | B |
テーマ |
ChatGPTを活用して総務によくある問い合わせの 回答や社内規則の確認用システムを構築 |
Amazon Rekognition Videoを用いて カメラの映像を解析して特定の動作を分析する |
発表の 様子 |
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レビューの 内容 |
チャットボットの作成だけではなく、実際に社内で活用することを想定してシステムの仕様を考えているところは非常に素晴らしい。ただ、仕様検討に注力しすぎてプログラミングに着手できていないようなので、完成できるか不安を感じる。もう少し全体のスケジュールを意識して取り組んでいった方がいいと思う。 |
シンプルなシステムだと思いますが、社内で導入しているシステムとの連携も考慮されており、実際に社内でも導入できそうなシステムになっていると思います。実際にプログラミングもスタートしており、画像解析でどこまでできるのかなどの判断も進んでいるので良いと思います。 ただ、技術的に難しい課題も見えているようなので協力して課題の解決に取り組んでいってほしい。 |
参加者は、プログラム開始から6ヶ月が経過した現時点で、既に個人およびチームの課題が明確になり、成長を実感し、来年3月の成果報告会に向けて次のステップへ踏み出しています。
<中間レビュー時点での参加者コメント>
・プロジェクトで課されているタスクを後回しにしてしまったり、期限ギリギリに作業を行うことが多かったので、タスクや時間の使い方に
ついて上手に行っていきたいと思っています。
・レビューはとても有意義なものでした。総務のマネージャーからの意見を聞く機会が得られたことは良かった。
・初めてのマネジメント経験で、部下の視点とは違うので良い経験になっています。
・レビューを通じて、これまで自分たちが取り組んできた成果を改めて確認することができ、成長を実感しました。さらに、「会社の資産(人やもの)をもっと活用しても良いのではないか」という気づきも、総務のマネージャーからの指摘を受けて考えさせられました。
・リーダーとして、メンバーに合わせた課題やタスクを任せられていないのが課題だと思っております。今後は全体も見つつメンバーの
進捗や状況を把握し、その場その場で最適な指示が出来る様にしたいと思っております。
・自分たちの努力が具体的な形に繋がっていることを実感しまして、今後の方向性がより明確になり、次のステップとしてどのようなことをすればいいのか等、頭の中で整理してから次のことを考える経験が重要だと思いました。
・各自の様々な経験から来るより多様な視点やアイデアを共有することが、今回のクリエイティブなテーマにつながったと思います。
チームで一緒に作業を進めていく際に、新しい分野に挑戦すると同時に、エンジニアとしての視野が広がったと感じています。また、
リーダーの細かいスケジュールのおかげで、チームを運営する上で必要な要素が何なのかを考えるきっかけになりました。
通信業界にエンジニアリングサービスを提供している当社のビジョン「BE THE USERSHIP COMPANY」、当社創業時からの理念「自らチャンスを創り、自ら成長し続ける一人ひとりが常にお客様の喜びと感動を生み続けながら、誰もが幸せになる会社を目指す」を実現すべく前進しています。未経験者の採用を積極的に行っている当社は、今後も、スキル定着のスピードや質が高まるよう、楽しみながら身に着く機会を創出し、未経験の方も経験のある方も安心して入社いただける取り組みを進めてまいります。
■株式会社アドックインターナショナルについて
■株式会社アドックインターナショナルについて
株式会社アドックインターナショナルは創立から30年を迎え、主に大手携帯キャリアの5G領域を含む通信インフラ構築・技術支援などのICTエンジニアリング事業を国内外に展開しています。またクラウド環境の統合管理やビックデータ、RPAに関するソリューションに加え、近年はアジャイル、DevOpsといった新たな開発環境におけるソフトウェア品質検証にも注力。Salesforceプラットフォームに特化した唯一のテスト自動化ツール「Provar(プロバー)」の国内総代理店として、Salesforceの導入企業または開発支援を行うIT関連企業に対して、Salesforceのテストプロセスにおけるさまざまな課題を克服し、最新リリースやアップデートに適応する高信頼・高品質なアプリケーションの早期リリースを可能にする、高度なテスティングサービスを提供しています。
社名:株式会社アドックインターナショナル
代表者:代表取締役社長 小林常治
所在地:東京都立川市曙町2丁目36-2 ファーレ立川センタースクエアビル 6F
設立:1990年9月
資本金:1億円(2024年12月1日現在)
従業員数:141名(2024年9月1日現在)
事業内容:情報システムの設計・構築・運用・保守
通信運用システムの開発・販売・アウトソーシング
テスティングサービス
テスティングに関わるプロダクトの販売/構築/運用保守
テスト自動化、業務自動化(Robotic Process Automation)サービス
上記に伴う技術教育サービス