人材不足のIT業界を未経験エンジニアの積極採用と育成計画で補う
~4年目には3年間の集大成として今後の道筋を立てる社長面談を実施~
株式会社アドックインターナショナルは、日本製の電話局交換機システムを主にアジア・アフリカ・南米地域などの海外に広く普及させる通信のインフラ会社として1990年に創業。現在、日本国内でも生活に欠かすことのできないインターネットや携帯電話の通信ネットワークを支えるエンジニアリング事業や、それらをAI等で全自動制御するソフトウェアの開発・導入支援等を行っています。IT人材不足が叫ばれる中、当社では、若手人材の未経験採用を積極的に行い、当社が考える人材像により早く着実に近づけるよう、最初の4年間を一人前のITエンジニアに育成する期間と捉えたプログラムを組んでいます。今回は、若手未経験人材のIT人材化に向けた育成プログラムをご紹介します。
◆アドックが重視する“未来志向の採用”とクレドの6要素を体現できる人材の育成
当社は、代表の小林がゼロから挑戦して今があるため、就活生や転職者の「これまで」よりも、「これから」に期待した“未来志向”で未経験エンジニアの採用を積極的に行っています。そして、その人材の育成においては、「BE THE USERSHIP COMPANY」のビジョン下、「自らチャンスを創り、自ら成長し続ける」をミッションに定め、日々新しい技術やシステムが生まれていくIT業界で、その最先端に挑戦することを通じ、技術者としての従業員自身と事業の成長を大切にしています。従業員の成長には、クレドを正しく理解して適合してもらうことが大切になるため、クレドをさらに6つの要素に分解し、これを基に研修を構成しています。
ADOC Credo (Value)
真のユーザーシップ企業として、人と社会を豊かに
◆正々堂々
しがらみにとらわれず、何事にも臆することなく公明正大に立ち向かう。
◆一諾千金
交わした約束を守るために全力を尽くし、適時・適切・迅速に対応する。
◆機会創造
好機を自ら創り、挑戦し続けることで成長し、新しい企業価値を生み出す。
◆顧客視点
常にお客様の立場に立ち、お客様にとつて最善の策をもって行動する。
◆現場主義
疑問・違和感・好奇心を胸に、現場の兆しからお客様の喜びと成功を引き出す
ADOCの人材像
Valueを実現するための具体的な行動や姿勢
◆かるい人
やったことがなくても「どうすればやれるか」を考え、実行を決断できる人。先を見越しておおまかな計画を立てて、今すべきことを実行できる人。
◆よく考える人
人の意見に左右されず、「なぜやらなければならないか」を理解し、先を見越して自ら調べて考え、自分で判断できる人。
◆面白い人
興味のあることをとことん深掘りしたり、ずば抜けて知っている分野があるなど、“尖ってる”“光っている”人。
◆学ぶ人
公私問わず知らないことにも興味関心を持ち、自ら視野を広げて学ぶ姿勢がある人。本気で取り組む物がある人。
◆人のことが気遣いできる人
関わるあらゆる人が気持ちよく仕事ができるよう、気遣い、考え、動く人。
◆仲間を大切にする人
お互いの良い面を認め合い、苦手分野をお互いにカバーし合える人。よきライバルとして切磋琢磨し、成長する仲間として嫌なことをきちんと指摘できる人。
◆未経験人材向けの4年間を目安としたITエンジニアとしての育成をサポートするプログラム
当社では、4年間で一人前のITエンジニアになるべく、段階毎のプログラムを組んでいます。
プログラム内容 | 位置づけ | |
1年目 | 新人研修
ブラザーシスター制度 JEDIプログラム |
企業理念や事業計画、各部署の業務内容、ITエンジニアとして必要なネットワークの基礎知識などを身に付けつつ、先輩とのコミュニケーションを通じて、会社のカルチャーに馴染んでいくステージと位置付けています。 |
2年目 | ジョブローテーション
JEDIプログラム |
タテとヨコの関係性をさらに密にしながら、エンジニアとしての知識を更に身に付けていきます。 |
3年目 | ジョブローテーション | ジョブローテーションを通して、エンジニアとしての知識や経験を引き続き積んでいきます。
また、4年目にはキャリアプラン研修を行い、ジョブローテーションを通して発見した自身の得意不得意や興味の高い分野などを改めて整理します。 |
4年目 | ジョブローテーション
キャリアプラン研修 |
|
進路アピールの
社長面談 |
エンジニアとして中核を担う存在になっていく年次になってくるため、自身の強みや目標などを社長面談でアピール。その後、進みたい方向性に向けた学びや資格取得などを進めていきます。 | |
在籍者
共通 |
個人目標全社公開 | 全社に公開することで、過去にその目標を持っていた先輩からアドバイスをもらったり、同じ目標を持つエンジニア同士が一緒に学ぶことで、目標達成だけでなく、タテとヨコの交流の強化も狙っています。 |
〈 取り組みの具体内容 〉
会社のカルチャーや基礎知識を学ぶ「新人研修」 (入社初年度4~5月)
企業の成長は個人の成長あってのもの。個人の成長は、人事評価にもつながる個人目標の設定が以下に適切にできるかがポイントです。当社では、入社直後の新人研修で、研修は、企業理念や事業計画、各部署の業務内容、IT エンジニアとして必要なネットワークの基礎知識などについて学ぶのはもちろんのこと、新入社員が自身信の立ち位置と求められていることを的確に把握し、その期待に応えるための理想的かつ論理的な目標設定の考え方を学ぶ「キャリアパスプランニング」という 4 時間のワークショップも組み込んでいます。この研修は行動心理を逆算して考えていくもので、「やりたいこと」「そのためにできること」「期待されていること」を整理し、自身のタイプを考慮して設定していくもので、入社のタイミングだけでなく、定期的に受講し、周囲とのブレやズレを減らしながら自身が目指す方向に成長していくことを目指します。
考え方の整理事例
入社直後の不安に寄り添う「ブラザーシスター制度」(入社初年度1年間)
企業の成長は個人の成長あってのもの。個人の成長は、人事評価にもつながる個人目標の設定が以下に適切にできるかがポイントです。当社では、入社直後の新人研修で、研修は、企業理念や事業計画、各部署の業務内容、IT エンジニアとして必要なネットワークの基礎知識などについて学ぶのはもちろんのこと、新入社員が自身信の立ち位置と求められていることを的確に把握し、その期待に応えるための理想的かつ論理的な目標設定の考え方を学ぶ「キャリアパスプランニング」という 4 時間のワークショップも組み込んでいます。この研修は行動心理を逆算して考えていくもので、「やりたいこと」「そのためにできること」「期待されていること」を整理し、自身のタイプを考慮して設定していくもので、入社のタイミングだけでなく、定期的に受講し、周囲とのブレやズレを減らしながら自身が目指す方向に成長していくことを目指します。
これからの世の中に求められるエンジニアを目指す「JEDIプログラム」(11ヶ月間/開始時期変動)
企業の成長は個人の成長あってのもの。個人の成長は、人事評価にもつながる個人目標の設定が以下に適切にできるかがポイントです。当社では、入社直後の新人研修で、研修は、企業理念や事業計画、各部署の業務内容、IT エンジニアとして必要なネットワークの基礎知識などについて学ぶのはもちろんのこと、新入社員が自身信の立ち位置と求められていることを的確に把握し、その期待に応えるための理想的かつ論理的な目標設定の考え方を学ぶ「キャリアパスプランニング」という 4 時間のワークショップも組み込んでいます。この研修は行動心理を逆算して考えていくもので、「やりたいこと」「そのためにできること」「期待されていること」を整理し、自身のタイプを考慮して設定していくもので、入社のタイミングだけでなく、定期的に受講し、周囲とのブレやズレを減らしながら自身が目指す方向に成長していくことを目指します。
<開発したVR居酒屋>
<過去の成果報告会の様子>
自身のこれからに向き合う「入社満3年の社長面談」(7月)
当社では、各種プログラムへの参加とジョブローテーションによる各部署の実務を把握する約3年間で、当社のカルチャーや業務内容の全体像を把握できると考えています。そのため、入社から満3年が経つタイミングで、社長との1on1を実施。改めて「目標・自身の理想の姿」「伸ばしたい強み・やりがいを感じた出来事」「改善したい弱み・仕事の中でつらいと感じた出来事」「現在の悩み」などを整理し、今後、プロのITエンジニアとしてどういった道に進みたいかを相談します。個の整理をすることで、自身が目標に向けてどういった努力や資格取得をしなくてはならないかを明確にし、取り組みを進めていきます。従業員が150人規模の当社では、人事異動の会議には社長も出席するため、社長にもきちんと意向を伝えておくことで、人事に携わる人がよりそのエンジニアの状況を把握し、希望に向けて異動や指導を行うことができます。
QIC(疑問・違和感・好奇心)のテーマで設定した目標の達成を促す「個人目標全社公開」(常時)
今年新たに取り入れたのが個人目標を全社公開するというものです。人事評価のために設定した目標をイントラネット上で公開。同じ目標を持つ者同士で交流が可能となるため、目標達成に向けて、より前向きに取り組みやすくなったり、社内のコミュニケーションの活性化につながるのではないかと考え、全社公開することにしました。目標は、新人研修で行う「キャリアパスプランニング」の考え方を基に、各人が会社の全体戦略に紐づく各部署の戦略を踏まえて何をすべきか、最低3つの目標と達成基準を上長と共に設定。目標設定の考え方は、会社としての期の重点テーマと会社が長年テーマとしているQIC(疑問・違和感・好奇心)から1つ、その他、業務に対する姿勢や資格取得などの2つを設定。このQICは当社が重要視しているポイントで、指示されたことやルーティンワークに「なぜやっているのか?」「何のためにやっているのか?」「もっと改善できないか?」といった志向で向き合って欲しいという想いが込められており、お客様の課題を見つけて解決策を導き出す際にも必要な感覚となっています。
従業員の成長が会社の成長に大きくつながると考えている当社では、今後も、人材不足のIT業界においてエンジニアを育てて増やすため、これからも“未来志向の採用”を行ってまいります。また、その未経験エンジニアをプロのエンジニアに育てることで、IT技術を通して各業界の人材不足などの課題を補う省力化や効率化のための支援を行ってまいります。
■株式会社アドックインターナショナルについて
株式会社アドックインターナショナルは創立から30年を迎え、主に大手携帯キャリアの5G領域を含む通信インフラ構築・技術支援などのICTエンジニアリング事業を国内外に展開しています。またクラウド環境の統合管理やビックデータ、RPAに関するソリューションに加え、近年はアジャイル、DevOpsといった新たな開発環境におけるソフトウェア品質検証にも注力。AIによるテスト自動化ツールとして国内外で評価が高まる「Eggplant」の国内代理店として、自動化の設計から実行、運用まで一貫してカバーする、高度なテスティングサービスを提供しています。
社名:株式会社アドックインターナショナル
代表者:代表取締役社長 小林常治
所在地:東京都立川市曙町2丁目36-2 ファーレ立川センタースクエアビル 6F
設立:1990年9月
資本金:1億7,420万円(2023年9月1日現在)
従業員数:144名(2023年9月1日現在)
事業内容:情報システムの設計・構築・運用・保守
通信運用システムの開発・販売・アウトソーシング
テスティングサービス
テスティングに関わるプロダクトの販売/構築/運用保守
テスト自動化、業務自動化(Robotic Process Automation)サービス
上記に伴う技術教育サービス
株式会社アドックインターナショナル 広報事務局
担当:蛭川(090-2729-0859) / 今里(070-1639-9783)
Email: pr@netamoto.co.jp
TEL:03-5411-0066 FAX:03-3401-7788