こんにちは。私は張恩營、社長室に配属されたばかりの新入社員です。
社長室では、新しい事業を立ち上げるために海外企業の製品やサービスの情報を収集し、実際にコラボレーションできるかの検討・ビジネス創出を担当しています。
その中で、私は韓国語が堪能なこともあり、韓国企業を担当しています。
入社早々、まさか社長室に配属されるとは夢にも思いませんでした。そして、配属後すぐに初めての海外出張が決まり、驚きと期待が入り混じる気持ちでいっぱいでした。
出張にあたっての私のミッションは、現在やり取りをしている韓国企業との顔合わせと現在進めている取り組みについての理解を深めること。そして、韓国企業とのビジネスのやり方を学ぶということでした。初めての海外出張に緊張しつつも、新しい経験と学びに対するワクワク感が止まりませんでした。
出張を通じて何を感じ、どのように成長したのか、皆さんにお伝えしたいと思います。
今回、韓国へ出張した目的は、通訳も兼ねて、日本国内でバイクのレンタル事業を展開している日本企業の方と一緒に韓国のEVバイク工場の視察や輸入に関する打ち合わせをすること、また、韓国企業が製造しているDX製品に関する現地視察でした。
EVバイクと通信って全く関係ないのになぜ?と思われる方もいるかもしれません。アドックインターナショナルが関わっているのは、バイクそのものではなく、バイクを管理するためのソリューションで、バイクメーカーとのコラボレーションを考えているからなんです。通信機能を搭載した製品を活用することでバイクの遠隔管理ソリューションを提案しています。
そこで、EVバイクを日本に輸入することを想定して、安全性や製造過程の確認をしたり、制御システムに関する研究開発がどのように行われているのかなど具体的にビジネスを進めるために、現地の工場を見学させていただきました。
初めてだったということもありますが、想像していた以上にハードスケジュールで、たくさんの反省点が見えてきた出張になりました。各工場を視察した後で打ち合わせを実施するのですが、会話の中に出てくる専門用語が理解できなくて通訳にとても苦労したことが一番印象に残っています。私は、学生時代に開発系の技術を勉強してきていたので通信ネットワーク系の技術に関する知識が不足しており、会話の内容を理解することに時間がかかってしまったことと、通信技術に関する技術用語は外来語が多いこともあり、日本と韓国で使われている単語が違うことも通訳に時間がかかってしまった理由の一つでした。打ち合わせが終わった後も、わからなかった単語があればホテルに戻って調べて次の打ち合わせに生かせるように準備しましたが、もっと通信ネットワークに関する勉強をしなければいけないなと強く意識する機会となりました。
今回の出張では2つの課題を見つけることができました。
1つ目は、専門的な用語や技術に対する理解を深めること
会議を円滑に進めるためには、専門的な技術についても理解しておくことが大切だと感じました。
通信ネットワーク技術は日々進化をしており、新しい技術がどんどん出てきます。基礎的な技術知識だけでは会話の内容を理解することが難しく、通訳することもできません。今取り組んでいるビジネスに関わりのある技術については、常にアンテナを張り情報を収集しておくことで会話の内容が理解しやすくなると思います。将来的には、ただ通訳をするだけではなく自分の意見もしっかりと言えるようになりたいと思っています。
2つ目は、日本と韓国のビジネスのやり方・企業の想いを理解すること
目的にもよりますが、打ち合わせでは、お互いの企業がやりたい事柄を実現させるために、困っていることや要求や要望を伝えたり、技術的な確認をしながら協議を進めていきます。もちろん、意見がぶつかることもあります。そんな時に、日本と韓国のビジネスのやり方の違いを理解して、お互いのビジネスに対する想いを理解しておくことで、
本当の意味での架け橋になれると思います。表面的な意見交換ではうまくいかない議論でも、何故そうしたいのかを相互理解することで、より素晴らしい解決策を導き出すことができると思うので、今後は細かいところまで準備して会議に参加できるようになりたいと思います。
最後に
私がアドックインターナショナルを選んだきっかけは、会社の方針に共感したからです。ITのことを知らない人にも、ITのことを知ってもらい活用してほしいと思っていたので、「IT技術を使ってすべての人を幸せにする」という企業理念に好感を持ちました。そして、面接を通じて本気で企業理念を実現させようとしていることを知りこの会社で働きたいと思うようになりました。
ITのことを知らない人にも、ITのことを知ってもらい活用してほしい!」という私の想いも、この会社であれば実現できると感じているので、今回の出張で発見した課題に取り組みながら、新しいビジネスを創造していきたいと思っています。
■株式会社アドックインターナショナルについて
株式会社アドックインターナショナルは創立から30年を迎え、主に大手携帯キャリアの5G領域を含む通信インフラ構築・技術支援などのICTエンジニアリング事業を国内外に展開しています。またクラウド環境の統合管理やビックデータ、RPAに関するソリューションに加え、近年はアジャイル、DevOpsといった新たな開発環境におけるソフトウェア品質検証にも注力。Salesforceプラットフォームに特化した唯一のテスト自動化ツール「Provar(プロバー)」の国内総代理店として、Salesforceの導入企業または開発支援を行うIT関連企業に対して、Salesforceのテストプロセスにおけるさまざまな課題を克服し、最新リリースやアップデートに適応する高信頼・高品質なアプリケーションの早期リリースを可能にする、高度なテスティングサービスを提供しています。
社名:株式会社アドックインターナショナル
代表者:代表取締役社長 小林常治
所在地:東京都立川市曙町2丁目36-2 ファーレ立川センタースクエアビル 6F
設立:1990年9月
資本金:1億7,420万円(2023年9月1日現在)
従業員数:144名(2023年9月1日現在)
事業内容:情報システムの設計・構築・運用・保守
通信運用システムの開発・販売・アウトソーシング
テスティングサービス
テスティングに関わるプロダクトの販売/構築/運用保守
テスト自動化、業務自動化(Robotic Process Automation)サービス
上記に伴う技術教育サービス